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2014年のメロデスまとめに対して

今年、音源(EPないしフルアルバム)を出したメロディックデスメタルバンドをちまちまとまとめてるんですが、やはりモダン系が多いです。逆にクサメロやキラデスは母数自体減ってきてる&新規のバンドでクサメロ出してるのが少ないため、こっちの方は主流から外れてるなーという印象強し。まぁ今更チルボドが原点回帰!とか言ってLake Bodomみたいなことやりだしてもオイオイってなるし、自分はクサメロこそ正義!モダンメロデスなんぞメタルコアと同類!滅びろ!なんていう過激派でもないので、昨今のメロデスを取り巻く状況に口を挟むつもりもないのですが。どちらにしろモテないし。

ウォー・エターナル (初回限定盤) Siren Charms タイタン〜巨神の咆哮(ほうこう)【CD】

独断と偏見で、今のところ出てるやつでベスト候補というと、Insomnium、Whispered、Inferiあたりになるかな~という感じです。アチエネも巷の評判を聞く限りでは良さそうですね、聞いてませんが。
アチエネを抜けたクリストファー・アモットのバンド、Armageddonも新曲を出していてちょっとびっくりしましたが、視聴した限りでは期待してもいいかも(youtube)。
あと新人バンドだとMoonshade、Tria Mera、Flamorn、Sirionあたりが有望株ですね。どのバンドもキラリと光るものを持ってます。Terracideもフルを出したし(この前のEPの曲全部入ってるけど)新人も頑張ってるな~~~って感じですね。
といいつつ、最近はメロデス全然聞いてないんですけどね…まぁ今年の総括という意味と備忘録も兼ねて2014年メロデスまとめを作成してるのでおそらく年末あたりに上げます。まとめるだけならタダだし。

Shadows of the Dying Sun SHOGUNATE MACABRE inferi.jpg
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テーマ : HR/HM
ジャンル : 音楽

今後メタル界に新しいジャンルは生まれるのか

なんとも大層なタイトル・・・天声人語みたいですねなんか。

今や多種多様なジャンルが渦巻くメタル業界。
過去と現在での音楽性の変容により形容されるジャンルが変わったバンドや、
曲の中に様々な要素を取り入れて独自の音楽性を打ち出すバンドなど、
数多あるバンドそれぞれに色があるといっても過言ではないでしょう。
ここまで前置き(・ω・)

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ジャンル : 音楽

名盤の条件

世の中には「名盤」というものが数多くあります。個人的な見解で「これは名盤だ」と思うものではなく、大多数の人々が互いに認め合って存在する「名盤」。ではこの「名盤」というものの定義とは何なのでしょうか。色々なジャンルは数あれど、メタルに限って書いていきたいと思います。


まずは「そのジャンルの代名詞的アルバム」です。
これはまだ確立されていないものを具現化させたアルバムといっても語弊はないかもしれません。

例えば、ジャーマンメタルの名盤といえばHELLOWEENの『Keeper of the Seven Keys』、通称『守護神伝』でしょう。そしてスラッシュメタルの名盤といえばMETALLICAの『Master of Puppets』(あるいはSLAYERの『Reign in Blood』)でしょう。どちらも80年代に出されたものですが、今でも語り継がれている名盤です。


次に「そのバンドの代表曲となりうる曲が収録されているか」です。
これは、度々ライブで演奏される曲、もしくはファンの間で「このバンドはやっぱりこの曲だよねー」と意気投合できる普遍的人気を確保できるような曲があるかということです。

例としては、ANGRAの『Angels Cry』に収録されている"Carry on"です。彼らは1stにして既にメジャー級の風格を漂わせていました。そして後にも"Nova Era"や"Spread Your Fire"という名曲を残しています。そして、メロディックデス/デスラッシュの名盤と謳われているのがAT THE GATESの遺作『Slaughter of the Soul』です。このアルバムの冒頭を飾る"Blinded by Fair"という曲が伝説的な扱いを受けています。
ここで注意してもらいたいのは、ある一曲だけが一人歩きしてしまい、アルバムの中の他の曲には光が当たらなくなってしまう、ということです。


最後に「アルバムの中の曲全てが良曲である」ということです。これは一番難しい条件です。
というのは、アルバムというものはそれだけで一つの完成形なわけです(あくまで自論です)。
まぁPOPSなどはシングル+カップリング+未発表曲などで構成されることが多いですが、メタルとなるとシングルを出すのは有名なバンドばかりで、ほとんどアルバム単体で勝負するような世界なのです。
中には独特の雰囲気を持ち味にしているバンドなどがいて、その雰囲気をアルバム内でも、そしてビジュアル面でも醸し出そうとする場合、曲作りも繊細に行わないといけません。
そんな中で、アルバム全曲が良曲であるというのは相当な才能がなければできないでしょう。


ここで考えなければならないのは、全てそのジャンルにとって初期の段階で登場している、ということです。逆を言えば、色々と細分化されたジャンルが渦巻く今日のメタル界隈では、名盤と呼ばれるアルバムは登場しにくいということです。
今かなりの数のバンドがいる中で、そこから抜きん出るということがどれだけ大変なことなのか。自分たちの味を出そうと苦心するあまり、とっつきづらくなってしまったり、自分たち自身がついていけなくなったりと様々な苦労があります。商業的な方へ走るか否か、ということも考えなければなりません。
そんな高い次元のレベルが要求される中で、95年以降の名盤と言われた『Si Monumentum Requires, Circumspice』を作ったDEATHSPELL OMEGAは凄いですね・・・


随分とまとまりがなく粗末な文章になってしまい、あげくのはてにオチがプリミティブブラックになってしまいましたが、読んでくださった方ありがとうございます。


HR/HM好きに100の質問

そういえばこれやってませんでしたねぇ。


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デスヴォイス

デスヴォイスについてちょっと思ったことを書きます。

何かと敬遠されているデスヴォイス。何故こんなに敬遠されるのか。
それはやはり人間離れしているということだと思います。そして長時間聞いていられない、気持ち悪い、頭がおかしいなどと言われます。

でも自分はデスヴォイスはOKです。むしろ好きです。何ででしょうねw もともと変わり者ですが

考えられる理由は一番最初に触れたメタルがデス系だったから。Youtubeで『タモリ倶楽部』の空耳アワーを見ていたんです。そしたら、SOILWORKの"Finger Number Five"の空耳がw それで「かっけー」と思ったんですよ。
メタルを聴く前はマキシマムザホルモンとか聴いてましたから自分の感性がすんなり受け入れたんだと思います。

でも自分も苦手なデスヴォイスってのがある訳で。中途半端なデスヴォイスが好きじゃないようです。例えて言うならDEW-SCENTEDのVoが苦手です。あの力んでるような苦しそうに出す声が拒絶反応を起こします。楽器陣は凄く好みなんですけどね・・・後はCRYPTOPSYの3rdのVoやDECAPITATEDの4thのVoなど似たような声質ですよね?でも後者は割と好きかも(どっち)。

空耳アワー内でデスヴォイスで歌う(?)必要はあるのか、という質問にMarty Friedmanが「声を潰して歌わないと楽器に負けちゃうんだよ」と言ってました。
確かにそう言われればそんな気がします。それじゃわざわざギターとか重低音にする必要ないだろ、と言われたらどんな反応するんでしょうかw

自分語りになっちゃいましたが、自分なりの結論としては、デス声は表現の一種だと思います。ありがちですが、暴虐性や悲壮感などを曲中に上手く挿入するために人間離れした雄叫びを発するのだと思います。凄く難しいと思いますけどね。やはりその中でもDARK TRANQUILLITYのMichaelやHEARSE(元ARCH ENEMY)のYohanのデス声は上手だなぁという印象を受けます。
ただ慣れるまでに相当な時間がかかることは必至だと思います。一曲単位だと何とかなるかもしれませんが、アルバム全体で30~60分の間、これに耐えないといけませんからw
無理しなくていいですよ・・・難聴になりますよw

しかしここまでデス声が普及したのはメロディックデスメタルというジャンルの存在でしょうね。ブルータルデスメタルやブラックメタルだけではこんなにメジャーにはなっていないでしょう。良い意味でも悪い意味でもメロデスがメタル界に大きな影響を与えたことは事実でしょうね。

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