傾いた世界 / 筒井康隆

傾いた世界―自選ドタバタ傑作集〈2〉 (新潮文庫)


ドタバタものの作品を集めた本の第2弾です。


前作のドタバタ加減に勝るとも劣らない話が7編収録されています。
中でも、この本の巻頭を飾る「関節話法」という話は抱腹絶倒しますw
人間の身体に存在する「関節」を使って言葉を表わすという文化を持つ星との貿易を任されることになった男の話なのですが・・・
これが素晴らしいです。筒井節満載です。オチも効いてます。
これを読んだのが中学校の時で学年単位の旅行の帰りのバスの中だったのですが、読み終わった瞬間笑いが漏れてしまい、「コレ面白いよ!」と周りの反応もおかまいなしに薦めまくっていたのを覚えています。
それくらい衝撃的かつ「こんなに小説が面白いものだとは」とわからせてくれた、とても思い出深い話なのです。

その他も「最悪の接触」や「毟りあい」など一歩間違えれば生理的嫌悪感を催すような過激な話ばかり。
退屈な日々にちょっとしたスパイスをもたらしてくれるこのドタバタ集。
前作の『最後の喫煙者』と共に購入されてはいかがでしょうか。
きっと新しい小説の世界が開けると思います。ただし責任はとれません。

テーマ : オススメの本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

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