11月2、3日に高円寺highで行われたJapanese Assault Fest 13に行ってきました。
出演:
一日目
Girlschool / Vektor / Air Raid / United / Thousand Eyes
二日目
Girlschool / Vektor / Solitude / Air Raid / Fastkill / Serenity in Murder
一日目は行っていないので出演順は適当です。
二日目はライブ開始10分前くらいに高円寺に着いたのですが、
Serenity in Murderは一回見てるしいいかなーと思ってその時間はすき屋で腹ごしらえしてました。
会場に入って例によって物販でそのライブに出るバンドとは関係のない中古CDをガサゴソやって
メロデスを収穫したあとにFastkillから観賞。
Thrash Inferno Tourで見てますがやっぱりかっこいいっすなー。
文字通りファストに刻まれるリフに発狂ボーカルが乗る様はCD音源よりも迫力があり圧倒されます。
結構後ろの方で見ていたのですが、前のフロアはもうごちゃごちゃでよくわからない有様に。
基本的にはピットには入りませんがあんな風に揉みくちゃにされるのも楽しそうだなと思いました。
そして物凄く音がいい!いつも悪い音響下で聞いてるんだなーってのも自覚できて何とも言えない気分に。
といっても高円寺highはそれなりの広さだしこれが普通の音響なのかな、とも。。。
次はなんとなくSolitudeかなと思ってたのですが、出てきたのはスウェーデンの正統派、Air Raid。
見た目はめちゃめちゃ若そうなメンバーなのにやってる音は北欧っぽさが表れたヘヴィメタル。
スラリとした恰好やら魅せるギタープレイやらボーカルの顔芸やら楽しさ溢れるライブで満足満足。
非常に華のあるステージングでした。
日本のSolitudeはヘヴィでラウドな印象のスラッシュという感じで
ステージでの佇まいがベテラン臭ぷんぷんでした。
全然知らなかったのですがボーカルの人がJapanese Assaultの主催者なんですかね?客側からのSpiritual Beastの社長~!的なヤジが飛んでたので……
最後の方に演奏してた曲がかっこよかったのですが曲名を失念。。。アルバム聞くしかないか……
お目当てのVektor。まさかの来日に初めに情報を見たときは嘘かと思いました。
あれほどプログレッシブでテクニカルな曲調をライブで再現できるのかと心配でしたが全くの杞憂でしたね。
もうCDの通りというかVektorの世界観がそのまま表現されてて圧巻でした……
Destructionのシュミーアをもっと狂わせたようなDavidの発狂ハイトーンは音源そのままでしたし、それも何度も叫んでて喉大丈夫かと気遣ってしまうくらいでした。他の演奏陣も涼しい顔をしながらインテレクチュアルなプレイを次々と繰り出してきて凄かったです(小並感)。
一日目とは違うセットリストだったようで、一日目は"Outer Isolation"などをやって、二日目には"Black Future"や"Tetrastructural Minds"なんかをやったようです。
本当に見れてよかったです!ずっと拳を突き上げてたライブでした。
トリは約32年ぶりの来日を果たしたGirlschool。32年前とかまだ生まれてないですね……
恥ずかしながら聞いたことがなかったのですが"Motorheadの妹分"と呼ばれてたのも納得のロケンローでした。
聞いたことがないので、名盤「Hit the Run」の完全再現と言われてもどこからどこまでが完全再現なのかわかりませんでしたが、それでも無茶苦茶かっこいいというのは伝わってきました。
曲間のMCもすごく楽しそうに話してて井戸端会議感は否めなかったけどメンバー間の雰囲気の良さも伝わってきてほっこり。きっと昔からのファンには堪らない時間だったんだなと思います。自分はそれほど思い入れがないバンドでしたが、四半世紀以上も活動を続けていて、それでいて約32年ぶりの来日を果たして、現地のファンと交流して……っていうエピソードだけでも心にグッとくるものがありますね。
女性のカッコよさというものをまざまざと見せつけられた気がします。良かった!
テーマ : HR/HM
ジャンル : 音楽