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シソンヌライブ「deux」

8月13~17日まで中野ザ・ポケットで行われたシソンヌライブに行ってきました。

※ネタバレあり



一週間連続で公演を行うという名目のシソンヌの単独ライブとしては去年の「une」に続き第二回目の興行。
ライブのタイトルがフランス語の数字を表しているのは"シソンヌ"という単語がバレエ用語から来ていることに起因しているのでしょう。
自分は金曜日に行きました。
中野ザ・ポケットという劇場には初めて行ったのですが、住宅地の真ん中にあるんですね、少し迷っちゃいました。
開場後すぐに入り、席について開演を待つことに。開演直前にはかなりの席が埋まっていましたね。

コントのタイトルはわかりやすくするために自分が勝手につけたものなので、ご了承を。

・出産
出産を直前に控えた妻とその夫のコント。最初からかなり笑わせてくれます。
妊娠○ヶ月などというものではなく本当に出産直前、でも舞台は夫婦の部屋の中、というなんともシソンヌならではの狂気と倒錯が垣間見えました。
妻扮するじろうがプルプルと身体を痙攣させながらの一挙手一投足を見てるだけでも笑いを誘いますが、もちろんそれだけではなく、なぜそんなにも頑なに出産しないのかという理由にも少しの狂気と軽妙さがあって面白かったです。

・終電を逃して
終電を逃したサラリーマンとその友達を描いたコント。当公演の中では一番身近な設定ですね。内容はくだらなすぎるんですが…
いきなり部屋の中にヘビがいると言って探し始めるじろうに終始狼狽している長谷川、って構図だけでも笑えてくるんですが、ずっとじろうは冷静でヘビが見つからなくても寝るかという始末。ここからはもうシソンヌのバカバカしさ全開といった具合で、ヘビの死骸を巡る顛末とか寝たあとのやりとりとかもう最高。腹痛くなりました。

・ものまねタレント
新人ものまねタレントとその芸能事務所の社長(?)とのやりとりのコント。
物真似は「そこ突く?!」というようなまだ誰もやっていない人物の真似をしろと言う長谷川に手垢まみれのものまねしかやらないじろうとの掛け合い。たったこれだけなんですが、じろうの行動一つ一つがツボに入ってました。またじろうの物真似のクオリティが微妙にヘタウマなのでそれも面白かったです。
結構危険な台詞があるのでテレビなどでは流せないでしょうねw

・引っ越し屋
芸能事務所の引っ越しを任された引っ越し屋の先輩と後輩のコント。
前作のシソンヌライブ「une」で出てきたウザい言動が特徴の田舎のヤンキーみたいなキャラが登場し、それに翻弄される長谷川のその場しのぎの対応やら困惑した顔やらが笑いを誘っていました。他人同士が偶然に同じことを考えているというあるあるネタを膨らませた内容でした。

・ラーメン屋
ラーメン屋の店主と博打狂のおっさんとのコント。観客の笑いが一番大きかったのはこれだったかも。
このコントはなによりじろうの演技が物凄い。本当にその人物が憑依したかのような気迫に途中圧倒されて笑えなくなりそうになりました……前々からシソンヌの二人、特に濃いキャラを演じるじろうの演技力は高いなと思っていたのですが、これほどまでに人物を演じられるとは思わなかったです。
ギャンブルの願掛けをラーメンに託すのですが、あるフレーズがめちゃくちゃツボに入って今でも思い出し笑いが込み上げてきます。他のお客さんもずっと笑ってましたね。

・タクシー
タクシー運転手と失恋した女性のコント。前のコントとは一転、舞台の真ん中に照明が落ちていて全体的にしっとりとした始まりでした。
ギャンブルに負けたおっさんを演じていたとは思えないじろう演じる艶やかな女性の雰囲気にも演技の凄味を感じましたが、このコントの見どころはむしろ長谷川の粋なタクシー運転手にありますね。ありがちと言えばありがちな設定なんですが、構成も展開もしっかりしていてしかも他の芸人にはない味わいもあって、思わず引き込まれるほどの吸引力をもったコントでした。雰囲気は正反対なのにある部分でラーメン屋のコントとリンクしているのも面白いですね。

・インドカレー屋
カレー屋のインド人店主とサラリーマンの客とのコント。個人的にはこの公演の中で一番好きです!
もう閉店時間を過ぎているのに帰ろうとしない長谷川とそれに業を煮やしてまくしたてるじろうとのコミカルな掛け合いが面白い。このコントはボケツッコミ逆なんですよね、でもじろうのツッコミがインド人として突っ込んでるのでボケみたいにそれだけで笑いが起きるんです。内容はちょっとシリアスな部分もあるんですが、全体として笑いどころも充分でもう一回見たいなぁと思わせてくれました。

・写真屋
写真屋の店員と客とのコント。
シソンヌのコントでは度々登場する天然パーマに黒無地のシャツとジーンズ、そしてウエストポーチをつけた何を言っているのかわからないキャラのコントで、そのキャラに扮したじろうが出てきた瞬間に観客が小さく沸くほどでしたw
ネタの展開もわかりきってはいるんですがやっぱり笑っちゃいますね。ある種ファンサービスもあったと思いますが、個人的にはもっと他のネタが見たかったな。

・国連軍縮会議
国連会議という場で「集団的自衛権」を取り扱った非常に固い設定…その中身はぶっとんだコントでした。
前作シソンヌライブ「une」でもapple社の元CEO、故・スティーブ・ジョブズをもじった「スケーベ・ジョブズ」という言うことがすべて下ネタのキャラが出てきましたが、今回も同じ趣向でミャンマーの政治家、アウンサンスーチーをもじった「アアンアンチーツー」(ひどすぎるw)というキャラが登場。
例によって下ネタのオンパレードなんですが、今回は性問題とかジェンダーとかの切り口でしたね。集団的自衛権の諸問題の解決法を全部男と女に例えてたのはもうバカというかなんというか……じろうの英語も発音がいいし翻訳して話す女性ナレーション(ヴァージンというトリオの荒井かなという人らしい)との息もぴったりで最後にぴったり(?)のネタでした。


コントとコントのインターバルに映される映像も前か後のコントに則した内容のものだったり違うコントでも舞台の小道具が同じだったり(「出産」と「終電を逃して」や「ものまねタレント」と「引っ越し屋」など)して単発コント群を見せるというより全体的なまとまりをイメージしたコントライブでした。
いい意味で吉本芸人ぽくないというか吉本の中では異質ですよね。彼らが敬愛しているシティボーイズっぽさありバナナマンのような演劇性もありで自分の好きなコント師の系列で語られるべき芸人だと思います。
今回はバナナマンのライブでお馴染みのオークラ氏が監修に携わったことでその色もだいぶ濃くなってましたね。

次回公演も発表されました。2015年1~2月にかけて第3回シソンヌライブ「trois」が行われるそうなので自分もなんとしてでも行きたいですね(チケット取れる…よね?)。

テーマ : 芸人ライブ
ジャンル : お笑い

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