THE MANZAI 2014本戦サーキット五日目

11月23日に新宿ルミネtheよしもとで行われたTHE MANZAI 2014本戦サーキット五日目に行ってきました。
これでサーキットはすべて終了し、決勝大会へと進出する上位11組とワイルドカード出場者が決定します。



出場者

ウエストランド
LLR
かまいたち
サカイスト
さらば青春の光
三四郎
三拍子
磁石
笑撃戦隊
スピードワゴン
トレンディエンジェル
流れ星
2丁拳銃
ニューヨーク
ハライチ
マシンガンズ
三日月マンハッタン
レイザーラモン
ロシアンモンキー
和牛




【出場者発表時の所感】

自分は東京会場しか行っていないのですが、ここでサーキット出場が二回目となるコンビが15組ほどもいるので、よほど関西の会場では審査されたくないのか?と思ってしまいますね。スケジュールの件はもちろんあるんでしょうけど。。。
関西勢はかまいたち、和牛の二組。賞レースでも結果を残しているしときどき関東の地上波でも名前を見るので、実力は申し分ないので期待しています。それも、初日での霜降り明星のときのようなアウェイ感が払拭できていれば、の話ですが。
期待しているのは、LLR、かまいたち、さらば青春の光、三拍子、磁石、ニューヨーク、三日月マンハッタン、和牛あたり。三拍子は個人的に当たり外れが大きいものの決勝で見たいなぁという気持ちを込めて。トレンディエンジェルは期待しなくてもウケるでしょうから外しましたw


【ライブレポ】

19:10頃に会場入り。今回のお土産はカップヌードル2個でした。
あべこうじのMCでは「カップヌードルを食べて美味しさを伝えたい」というあべちゃんに
スタッフがヌードルを食べながら登場。サーキット3回目のときも同じようなミニコントがありましたね。

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第1ブロック

・プラスマイナス(0番手) 【健康】
やはり0番手が知ってるコンビだとテンション上がります。
しかしスタイルが安定しませんね……オンバトの頃のほうが良かった気が。
お互いにツッコミし合う漫才はぽ~くちょっぷがプラスマイナスよりも激しいツッコミでもうやってますしゆったり感なんかもこのスタイルですよね。真新しさはないですが本当のことがわからなくなるくらいのボケの応酬という徹底っぷりが潔かった。ネタの題材もあってなかったようなものでほぼ二人の言い合いだったと思います。

・ニューヨーク 【泣いた・驚いた話】
溜めて溜めて爆発させる漫才。ニューヨークがよくやるスタイルですね。
その構成のせいで少ないボケ数になってしまうのは致し方ありませんが、ボケの部分は結構ウケていました。
トップバッターながらいいウケ具合だったのでは。

・ロシアンモンキー 【うたのお兄さんと仮面ライダー】
昔からあるネタのようですが自分は初見。
素晴らしかった。ベテランのような安定感とネタだと感じさせない立ち居振る舞いが絶妙。先の展開がわかっても笑わざるを得ないようなネタ運びに拍手笑いも起こっていました。
個人的にはロシモンが2位あたりに食い込んでるかなーと思ってました。前半も後半と平等にウケていたら結果が違っていたかもしれませんね。

・かまいたち 【怖い話】
彼らも巧みなネタを操りますね。漫才で遊んでる、という印象が強いです。
今回のネタもそんな遊び心を反映したような内容ですが色んなところでやってるのでネタバレ感があったかな。かくいう自分も「あ、これか」ってなりましたし。面白いことは面白いんですが会場はややウケといったところ。こういうクドさを売りにしたネタは賛否両論ありますね……

・三四郎 【?】
ただただ言い合ってふざけあう漫才。ネタの題材とかあるんですかね?
一回目のサーキットに二位を獲っていることから期待を十二分に背負っていたと思われますが、若干空回ったかな~という印象。前回が面白すぎたのか……
三四郎の良さは出ていてウケているところもあったにはあったのですが、前回にもあったくだりが思いのほか爆発しませんでしたね。舞台を広く使うハケ際はウケてましたけどその他はまぁまぁかな。

・三拍子 【クイズ】
前回と同じネタ?正確に覚えていないので全く同じとは断言できませんけど。
ただネタは二回目ながらも面白かったしウケてましたね。場内にも「前と同じじゃん」みたいな空気が流れてたと思うんですけど笑いは起きてましたよ。審査員の目にどう映るかはわかりませんけど……

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第2ブロック

・和牛 【結婚式】
らしさが光る屁理屈漫才。このスタイルを確立してから高く評価されるようになりましたね。
前半に爆発力が無くてひやひやものでしたけど後半は水田の屁理屈が観客にも伝わってきてコンスタントに笑いが起きていました。やはり肝は後半ですね。じわじわ来る面白さです。
個人的には和牛は大好きだし評価されるのもわかりますが、サーキットの場でどう見られているかは微妙ですね……

・笑撃戦隊 【子供にもお年寄りにもわかる漫才】
設定的にはお笑いの世界だけじゃなくどこにでもあるような題材でしたが面白かった。
笑撃戦隊の良さを織り交ぜつつ題材通りわかりやすいやり取り。後半にトチった箇所はあってドキっとしたものの全体的には上手くまとまっていました。印象に残るかと言われれば首を傾げざるを得ないので今後はそこが課題かなと。

・トレンディエンジェル 【好感度を上げたい】
恐ろしいほどの安定感。トレエンはどこにいっても外さないなー。
斉藤さんの小ネタの数々に意外とキレ味あるフレーズでツッコむたかしって構図は相変わらずなんですがそれでも面白いのは実力の為せる技(ってこれ前回でも書いたな…)。特に滑ったところもなくウケも上々。一回目も凄いウケだったのでもしかしたらもしかするかも?

・LLR 【女性から言われたい言葉】
前回と同じく福田の女役を強調したネタ。前のときがウケたので今回も似たような系統のネタを持ってきたのでしょうがけど、あまりハマらなかった印象。ちょっとテンポも悪かったかな……。また4分を知らせる赤ランプをいじってましたけど計算ずくですかね…?

・ウエストランド 【他人の幸せを憎む】
性悪すぎるw ここまで露骨に妬みをネタに出したのは初めてでは。思い切ったなぁ。
ネタとしてはいつものウエストランドでしたが段々と構成にも凝ってきてますね。井口がひたすら喋るものや河本が主導となるものなど色々ありますが今回は前者で、今までにも見たことのないような井口の憎悪が剥き出しになったツッコミとネタ展開に会場も呆気にとられながらも笑いが起きていました。笑いの量的には上位半分にギリ入れているかなと。

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第3ブロック

・三日月マンハッタン 【ひつじが一匹】
ありふれたテーマも三日月の手にかかれば個性的に。沖縄訛りもそれに拍車をかけていました。
意外性をつくボケとツッコミの相乗効果が素晴らしいですね。ハネないのが難点ですけど個人的には大好きです。
あと彼らってよくメタっぽくなりますね。癖なんでしょうか?面白いのでいいんですけど。

・スピードワゴン 【人を惹きつける話し方】
うん、絶妙に微妙。正直なんで認定されたんだってレベルでした……
内容もくどいし展開が見え見えだし最後にはベッタベタなものを持ってきてちょっと萎えましたね。

・マシンガンズ 【芸人は大変】
良い!これシャウトに持ってかれたらやだなーと思って見てましたけどやらなくてよかった……
よくある芸人のSNSいじりから絶対に芸人が言ってはいけないことや芸人にまつわるエピソードに話を繋げて、その悲しみを逆手にとって笑いを取る手際はマシンガンズだからこそ。さらにマシンガンズが好きになりました。ウケもなかなかでした。

・流れ星 【ツンデレの彼女】
これまた古いネタ。さすがにネタバレしてましたけど最近の勢いそのままに昔よりも確実に笑いを取っていく姿勢が垣間見えました。流れ星らしさが存分に出たネタに仕上がってたかと。ラスト付近では去年のTHE MANZAIでもやったアレを出してましたが個人的には出さない方がよかったかも……

・ハライチ 【誘拐】
これだよこれ、ハライチに求めていたのはこれだよってな漫才で大満足。
澤部のふわふわした形容しがたい雰囲気のツッコミに飄々とした岩井の突拍子もないボケフレーズ。相反する二人なのにそれがカチっとハマると恐ろしいくらいに面白い。途中から岩井の狂気が爆発してからが真骨頂で、澤部のツッコミも相俟って爆笑の連続でした。あーもう一回見たい。2位までには入ってなかったけど間違いなく上位のウケでしょう。

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第4ブロック

・さらば青春の光 【レストランでシェフを呼ぶ】
これぞさらばの世界観。いつもとネタの感触が違いましたが凝りに凝った設定に舌を巻きました。
凝ってるのに笑えるのはなんといっても森田のツッコミのおかげ。ゆっくりと大きな声で喋ってるだけなのになんであんなに面白いんだ……!ネタがなにを言わんとしているかが理解できた瞬間の衝撃は忘れられないなー。性質的に前半のウケは少ないのでアレですが後半はかなりウケてました。

・サカイスト 【"サカイスト"で自己紹介】
ハートの強さは見習いたいですね。

・レイザーラモン 【格闘技とプロレスの違い】
いやぁ笑った。素晴らしい。ネタ云々の前にコンビとして完成されているのが凄い。
去年のTHE MANZAIで見たときはトップバッターで場を盛り上げる役割を、悪く言えばそれだけしか印象になかったレイザーラモンがここにきてドハマり。格闘技とプロレスの違いを様々な形で表現するHGがすごくいい。やっぱりHGがボケの方がいいなぁ。RGはそんなに目立ってはいなかったものの途中でTUBEを歌い出すなど、個々人でも光ってました。
まさにこの二人にしかできない漫才。

・磁石 【ラジオのパーソナリティ】
ラジオと聞いて昔のネタかな?と思いましたがそれを感じさせない間とテンポ。明らかに以前の磁石ではない。
矢継ぎ早に繰り出されるボケの数々がバンバンウケていて本気で優勝を狙ってるなって思わされるほどに完成度が高かった。個人的にも笑ってない時間がないくらいに隙間いっぱいに笑いを詰め込んでましたね。

・2丁拳銃 【歌】
本日のトリ。漫才の上手さはピカイチですが技術ばかりが先行しちゃってるイメージそのままでした。どうしても他のコンビと比べると微妙な感じになってしまうのは否めません。M-1の頃のほうが良かったなぁ。ウケてはいましたが上位ではないですね。

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以上20組。
意外に伸び悩んだ組と思い切り爆笑を取った組ですっぱり分かれた印象。

そしてあべこうじと出演者がわちゃわちゃするエンディングへ。
目立っていたのはなんといっても流れ星ちゅうえいで、4回くらい率先してギャグをやってました。後半はもう笑いも起きず客に向かって謝ってました。ニューヨーク嶋佐の堂本剛のモノマネからの流れだったのですが案外似ててその流れでトレエン斉藤も真似してましたね。ちゅうえいに対抗して笑撃戦隊柴田も「イカれた常識人」の真似をしててむちゃくちゃ面白かったです。
そしてRGと偽RGことハライチ澤部の「どっちが本当のRGか」のくだりは爆笑w 澤部がRGのあるあるネタをやろうとするものの勝手がわからずにずっとてんてこまいで、それを応援するRGの画が面白くて面白くてww
三日月マンハッタンも目立ってました。サーキット前日に放送されたTHE MANZAI事前特番内での優勝者予想アンケート結果発表のくだりで、「僕ら50位だったんですよ!去年も認定されてたのに数ある無名を抑えての50位!ムニムニヤエバとか」と仲嶺が毒づいたりスピードワゴン井戸田にハンバーグ師匠をフるも変な空気になったりといろいろと頑張ってましたね。あと他に、さらば森田が東口のアレをいじる箇所もあったのですがそこも空気がヤバかったです……

そしてサーキット上位2組の結果は

1位 磁石
2位 レイザーラモン

磁石もレイザーラモンも本日一番ウケていたのではと思わせる笑いの量だったので納得ですね。
どちらのコンビも名前が呼ばれたときの嬉しさがこっちまで伝わってきて感無量でした。特に磁石は佐々木が衝撃のあまり呆然とステージの端っこまで歩いていってしまって永沢に「そういうのは俺の役目だから!」とツッコまれる場面もありました。
自分の10位までの予想は、3位からロシアンモンキー、ハライチ、トレンディエンジェル、流れ星、三拍子、さらば青春の光、ウエストランド、和牛あたりでしょうか。次点で、マシンガンズ、三日月マンハッタン、ニューヨークらへんが並んでいると思います。
因みに結果発表時のドラムロールのときにまたロシモンすーなかや和牛水田、トレエン斉藤などが発表を妨害してましたww


サーキットが無事に終わりました。あとは30日の結果発表を待つのみ。
今回初めてTHE MANZAIの予選、そして賞レースの観戦に行きましたが、めちゃくちゃ面白くてためになりました。ためになったというのは、ネタの出来そのものの他にその場の雰囲気や客側のコンディション一つで芸人の印象が変わってしまうことです。テレビで見るのと舞台で見るのとでは全く違います。どちらがいいというわけではなくて、ただどちらも楽しめるような見方をしていきたいと思いました。今年のTHE MANZAIは前年、前々年よりも思い入れが変わってくるんだろうなぁ。


【今後の日程】
11月30日…特番内で決勝進出者の発表
12月13日…ワイルドカード枠争奪戦(放送あり!嬉しい!)
12月14日…決勝戦(選挙の影響により夕方から放送予定)
あと、細かな事前番組などがあるそうです。

テーマ : 芸人ライブ
ジャンル : お笑い

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