ゲスの極み乙女。 / みんなノーマル

みんなノーマル

Country: Japan
Genre: Rock
Order: 3rd Mini
Release: 2014

Rate: 85



1. パラレルスペック
2. サカナの心
3. 市民野郎
4. ノーマルアタマ
5. song3
6. ユレルカレル





2012年にindigo la Endの川谷絵音(Vo/Gt)、CrimsonのちゃんMARI(Key)、マイクロコズムのほな・いこか(Dr)、元indigo la Endのメンバーだった休日課長(Ba)が集まって結成されたゲスの極み乙女。(以下、ゲス乙女)は2013~2014年に急激に知名度を上げたバンドとして、また近年の邦ロックシーンを代表する存在として広く認知されています。メディアにも取り上げられるため所謂邦ロックを好んで聞く人たち以外の層にも知られていると思います。

過去作はやりたいことやる的な意気込みのもとに作られたごった煮感がありましたが、「みんなノーマル」では"パラレルスペック"のPVよろしく白黒の彩りが感じられます。統一感ってやつですね。
収録されている6曲はメンバーの技巧が冴えまくった良質なモダンテイスト・ロックに仕上がっています。正直彼らが自称する「ヒップホップ・プログレ・バンド」というのはよくわかりませんけど……
クラシックを学んでいたちゃんMARIのピアノの音色がよく響き、そして主旋律を奏でる比重が大きいので一曲一曲を楽しむというよりは流れるようにアルバム全体が楽しめる構成になっています。少しメジャーを意識した姿勢も感じられますね。

基本的にリズムは4つ打ちで耳に馴染みのいいアップテンポな歌メロで引っ張っていきます。他のバンドに比べるとギターロックというほどギターがジャカジャカしていないので聞いただけでゲス乙女のサウンドだと一目瞭然なのは強み。他の4つ打ちバンドとは一線を画しています。この技巧的なのに聞きやすい楽曲と男2人女2人のビジュアル構成、奇抜なバンド名など様々な要素が互いにギャップ反応を起こしていることがこんなにも人気と話題を呼んだのかな、とふと思ったり。
弦楽器隊のファンキーな刻みから始まるリード曲1. パラレルスペックから互いに共鳴し合うかのような押し引きのダイナミクスを感じる2. サカナの心、3. 市民野郎の2曲に続き、PVにもなった隠れた名曲4. ノーマルアタマ、ハイテンポに進む5. song3、そして最後は6. ユレルカレル。これはゲス乙女の音源で度々聞くことのできるオシャレなナンバー。
しかしそうは言うものの、「みんなノーマル」はトータルで洒落た雰囲気なので過去作よりは目立っていません。自分は彼らがときどき演奏するこういうシックにまとまった楽曲が物凄く好きです。川谷の切なさを演出するソングライティングと楽曲ごとに表情を変えるちゃんMARIのピアノがゲス乙女の真骨頂だと思うんですがあんまりこういう曲やってくれないんですよね。。。

贅沢を言うなら前作「踊れないなら、ゲスになってしまえよ」の"ゲスな三角関係"みたいな演劇チックなコミカル調の曲も聞きたかったのですが、全体的に過去作と比べても明らかに楽曲の質は上がっているのでこのままの調子で頑張っていってほしいっすね。なんか思ったより息長いし(すぐ終わる企画バンドだと思ってた)。




パラレルスペック





公式HP
http://gesuotome.com/

Warner Music Japan 公式HP
http://wmg.jp/gesunokiwamiotome/

Twitter
https://twitter.com/gesu_otome


1stフル「魅力がすごいよ」の感想はこちら

テーマ : 邦楽
ジャンル : 音楽

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