R-1ぐらんぷり2015

2月10日にR-1ぐらんぷりがフジテレビで放送されました。



決勝進出者9名と敗者復活者3名の計12名、各ブロックで4人ずつ戦い、その勝者3名が最終決戦に駒を進めます。R-1の審査で特徴的なのは審査員の持ち点がそれぞれ3点で、それを各芸人に振り分けることで勝敗を決めることですね。今回は視聴者投票による大きな加点システムがあったのでどうなんだろうって思いましたが妥当な結果になってよかったです。


Aブロック

・ゆりやんレトリィバァ 【アカデミー賞】
名前は知ってたんですけどネタを見るのは初めて。関西ではグイグイ来てる若手ってイメージでした。
本質はあるあるネタで特に個性があるわけではありませんが、見せ方に工夫があってよかった。彼女自身英語が喋れることもあってその後に発せられる関西弁のあるあるネタが活きてたように思います。ただあるあるを言うんじゃなくて、RGに代表されるようなプラスの要素が必須になってきてるのかも……と感じました。NSCを首席で卒業したようで実力の高さにも納得でした。

・あばれる君 【浣腸】
いつもの哀愁のあばれる君。ただウケはあまり良くなかったような。露出が多い芸人が賞レースに出るとハードルが上がってしまうものですが、あばれる君の場合はハードルもそんなには上がらず、でも特別に期待は出来ず……というなんともどっちつかずな感じがしないでもないというか……まぁ普段のネタも間違いなく爆笑できるって感じじゃないし。ただ安定はしてるので自分は好きですけど賞レース向きかと言われるとね。しかし奥さん可愛いな……

・とにかく明るい安村 【職業別全裸に見えるポーズ】
アームストロング解散後ピンになり、ポーズネタがじわじわ浸透しているので知名度や話題性から見ても勝ち上がると思ってたんですけどね。相変わらず面白かったです。歌に合わせての部分はめちゃくちゃ無理やりだったけどw 「履いてますよ」のところで客?から「よかった~」って声が上がってましたね。

・COWCOW善し 【テトリス】
敗者復活戦3位。おそらく大多数の人が思ったであろうことを敢えて言うと、ああいうネタは全部陣内の劣化版に見えてしまうんですよね~~~。KOCのチョコプラですら陣内みたいって言われてましたし映像や音声がボケになって自身がツッコむネタはもはや宿命になってしまってる感が。画面自体は動いてないしフリ→ボケのテンポ感などを見ればお馴染みのフリップネタと同じ構造だとわかりますが、見てるときに陣内の影がちらついたのも事実。陣内にもテトリスネタがあるのが皮肉なめぐりあわせだ。

結果はゆりやんレトリィバァの勝ち上がり。視聴者投票では最下位だったのが逆に印象的でした。
自分は安村予想だったけどもう一本ネタが見たいって思わせられたのはゆりやんだったので結果には満足。


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Bブロック

・厚切りジェイソン 【漢字】
ホワイトボードを使ったネタは数あれど、これほど直球勝負なネタは初めて。昨年12月下旬に放送された「速報!有吉のお笑い大統領選挙2014」で見たものでしたが笑っちゃったのでどこかでまた見れないかなぁと思ってたところにR-1決勝進出の情報がきたのでがんばれーって思ってました。本編は漢字をミスって書いたり勢いが空回ったりしていて緊張してるのがありありと見えましたね。でも視聴者の印象には残ったんじゃないでしょうか。わかりやすいしね。

・エハラマサヒロ 【北斗晶】
お得意の物真似ネタ。今回の出場者の中では優勝候補枠に入ってそうだったんですがこちらの予想を超えてくるようなことはなくて下火な感じでした。もっと毒のある切れ味鋭いネタが見たいなぁ。

・アジアン馬場園 【スーパーのレジ係】
買い物客の購入品で夕飯を想像するところから色んな人に対する偏見をバーコードリーダーで読み取っていくという良くも悪くも馬場園らしいなって感触のネタ。弁当の客に対して冷たくなるところ以外はあまり笑えませんでした。馬場園や後述のノンスタ石田を決勝に上げるより他に上げるべき人たちがいると思うんだけど……まぁ予選見てないんでなんとも言えないですね。

・マツモトクラブ 【路上シンガーの客】
敗者復活戦2位。マツモトクラブがいなかったらBブロックは悲惨なことになっていたのでは。
一般的知名度は皆無に近い彼ですがこれは全ネタの中でも屈指の出来でめちゃくちゃ良かった。そこまで奇を衒ってない設定でも「お?」と思わせる何かがあります。芸歴が短いわりに堂々とした佇まいだったのは芸人になる前は舞台俳優などをやっていたからなんですね。世界に引き込まれました。もっとネタが見たい。

結果はマツモトクラブの圧勝。そりゃそうだ。


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Cブロック

・NON STYLE石田 【クリーム】
めっちゃ緊張してたw 緊張がこちらにも伝わってくるほどで大丈夫かと心配になるほどでした。
正直石田がフリップネタをやったという意外性だけしか印象に残ってないんですが、ネタの内容もかなり真っ当で、やるのはいいけどこれでわざわざR-1参戦する?って思ってしまった。チュートリアル徳井や博多華丸は持ちネタだったものをピン芸の域にまで完成させてましたけど、これじゃただのプロトタイプだ。。。

・やまもとまさみ 【催眠術】
安定のやまもとまさみワールド。連覇を掲げるには厳しいクオリティでしたけどよかったと思います。彼のコントは出落ち感があるのでそこからの話の広げ方がどうしても肝になってくるんですが、去年優勝したときは上手い具合にハネてたんですよねー。そういう意味でいえば、今回は追い風は吹いてなかったですね。

・じゅんいちダビッドソン 【本田圭佑のショートコント】
去年やった本田圭佑の無回転謎かけと似た構成の漫談。後半盛り上がってきましたが前半だけ見るとなんで決勝行く?ってウケだったのでちょっと首を傾げました。まぁあれは設定を理解させるためのフリですがもうちょいわかりやすい方がよくないかなぁと思ってしまった。

・ヒューマン中村 【モテない男の五七五】
敗者復活戦1位。これで5年連続決勝進出ですって。笑い飯状態かな?
R-1ではなかなか爆発しないというか悪い意味で安定してしまっているイメージが強いですがヒューマンの卑屈な大喜利をひたすら繰り出す感じが自分は地味に好きです。ネタの合間の喋りが絶望的なのが見ててアチャーってなるのも敗因の一つだと思いますがね。もうちょっと勢いと会場の雰囲気に上手く乗れれば……

結果はじゅんいちダビッドソン。この中では妥当。


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最終決戦

・ゆりやんレトリィバァ 【女スパイ】
一本目とは趣向を変えたあるあるネタ。今度は動き。今回も設定に忠実というか、裏設定に則った小ネタをあるあるネタの合間に仕込んでくるところが憎い。そこも着実に笑いに繋がっていたのがよかった。「アメリカンドラマによくあるシーン」って使い古されたネタですが見せ方を変えるだけで新鮮に見えてきちゃいますね。それはゆりやんの演技力にも言えてくるんですけど。

・マツモトクラブ 【参拝】
一本目にはかないませんがこのネタも面白かったな。一発ネタじゃなくちゃんと練られたものなので安心して見れます。神様の声が若干聞き取りづらいのと笑い声に音声がかき消されてしまっていたのがネタの中身とは関係ないところでだったので残念でした。これ、お願いごとだから声に出すわけにはいかなくて、だから録音で心の声を表現してるんですよね。もしかしたら神様は脳内に話しかけてるから心の声のまま会話してる、みたいな設定だったら面白いんだけどなぁ。

・じゅんいちダビッドソン 【スーパーのクレーム】
でたー!初めて見たときからすっごく面白くて、なんのネタをやるのかわかった瞬間に勝利を確信しました。
出てくる言葉一つ一つがキラーフレーズで全て面白く、それでいて本田圭佑の物真似に頼ることのない構成と展開、かなり質の高いネタで初めて見たときはめちゃくちゃ笑ったのを覚えています。オンバトだっけな?
このネタは最後までとっておいたんだろうな。文句なしでした。


じゅんいちダビッドソンが他とは大差をつけて優勝。結婚を発表したばかりなので本当におめでとうという感じですね。最後に残った3組は久しぶりに全て面白かったし無名の芸人が一気に知名度を上げる賞レースドリームも垣間見れたし相変わらずガリガリガリクソンはブチギレてるし良い大会でしたね。時間と余裕があったら来年は予選に行きたいです。

テーマ : R-1ぐらんぷり
ジャンル : お笑い

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