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BURZUM / Det Som Engang Var

Dei Som Engang Var

Country: Norway
Genre: Primitive Black Metal
Order: 2nd Full
Release: 1993

Rate: 83



1. Den Onde Kysten
2. Key to the Gate
3. En Ring Til å Herske
4. Lost Wisdom
5. Han Som Reiste
6. Når Himmelen Klarner
7. Snu Mikrokosmos Tegn
8. Svarte Troner





ぼっちブラックメタルの元祖、カウントさんの一人バンド、Burzumの2ndフルアルバム。日本盤には「涅槃宮」という邦題が付いてました。出所してからのアルバムも日本盤が出てましたが去年の作品ではついに出なくなっちゃいましたね。どんまい。

ブラックメタルを語る上で避けては通れない存在のためこれまで多くのメディアやブログ、人々の口の端に上ってきたので、Burzumについての詳しい説明やアルバムの概要なんかは省きますが、今聞いてみるとそんなに音質悪くないなーって思いました。いやそりゃあ他と比べたら酷いことには変わりありませんし後ろでシャリシャリ鳴ってるのなんだよ!ってなるし聞いてると耳の中がむず痒くなってくるんですけど、うわこりゃ聴けねえわってほどでもない。だから最初に聞いたときから聞きづらい印象はありませんでした。んーこれはメロディのせいなのかな。
プリミティブって言われてるわりに結構メロディアスですよね。いわゆる鬱メロっていうんですか。単調なフレーズの中にほのかな哀情を漂わせてそのまま次のフレーズへ移行していくという。ときどき顔を見せるペイガンチックなメロディはBathoryあたりからの影響が窺われます。
リフ自体にメロディがあるのかないのかわからない感じで、曲というか、リフとかセクションとかが目の前の空間にぽっと浮かんでるような掴みどころのない浮遊感めいたものがアルバム全体から漂い出してくるような、そんな気がします。まぁここはドラムで刻まれるリズムがない箇所が全編にあってそれが影響しているのかと思いますが。
1. Den Onde Kysten、5. Han Som Reiste、8. Svarte Tronerなどのインスト曲ではギターが鳴りを潜める代わりにシンセサイザーが活躍しています。といっても煌びやかなものではなくアンビエント志向の強いもので、後々の作品に表現されたところとも重なるでしょう。雰囲気はすげーいいんですが自分は聞いてるとよく飛ばしちゃいますね……
Burzumからはそんな虚無、頽廃、無常、絶望すら感じることのない無の境地を感じます。ここらへんの要素を推し進めて次作「Hvis Lyset Tar Oss」ができたんでしょうけど、この2ndアルバムではそれよりもわかりやすく作られています。曲もそれほど長くないし、小曲的にアンビエントさは垣間見えども、基本的にはアンダーグラウンドな雰囲気を持ったプリブラの元祖という印象を打ち出している作品だと思いました。
好きな曲は4. Lost Wisdom、7. Snu Mikrokosmos Tegnなど。前者は一定のリズムで打ち出される奇妙なノリの良さと耳に残る不思議なギターリフ、そして雷鳴のようなタム回しがカッコいい。後者は作中で最も長い曲で、このアルバムでBurzumが表現したかったことが詰め込まれていると思います。序盤の疾走から後半部の気味の悪い声とノイズに満ちたリフが延々と繰り返される様は頽廃の美学を見出せるほどです。

多くのフォロワーを生み出したBurzumですが、トリップを誘う反復調のフレーズや内なる叫びとして現れる絶叫ボーカル、リズムやリフメロを無視したかのような詠唱や呪詛のような声など後世に脈々と受け継がれるその灰色の幻影がブラックメタルのスタンダードを作り出したと言っても過言ではないでしょう。プリブラの型を作ったのはフォロワーバンドですが、その特質とファクターを明確に提示したのはBurzumなんでしょうね。

全然関係ないけどWikiに書いてある彼の紹介文、「ノルウェーのミュージシャン、作家、殺人犯、元受刑者」ってめっちゃ面白いっすね。



Key to the Gate





公式HP
http://burzum.org/

Facebook
https://www.facebook.com/Burzumorginal

テーマ : HR/HM
ジャンル : 音楽

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