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HEVEIN / Sound Over Matter

Sound Over Matter

Country: Finland
Genre: Symphonic Gothic/Thrash Metal
Order: 1st Full
Release: 2005

Rate: 87



1. Break Out the Hammers
2. Worth Fighting for
3. iOta
4. As Far as the Eye Can See
5. Only Human
6. Bleed the Day
7. Beg to Differ
8. Hold Fast
9. New Hope
10. Last Drop of Innocence





フィンランドの多彩な音楽性を凝縮したかのようなメタルバンドによる、デモ6枚とシングル2枚を出した後に満を持してリリースした1stフルアルバム。2. Worth Fighting for以外はアルバムを作る際に録り直したようです。一応彼らの音楽性を形容するときに"Thrash"の単語を入れましたが、そこはゴシックメタル内でのスラッシーさという意味なのでスラッシュメタルのそれとは異なるものです。

モダンメタルにチェロとバイオリンという弦楽器が合わさったその音楽性はありそうでなかったスタイルを打ち立てていて新鮮味があります。しかしその斬新性だけに拘るに留まらず、一曲一曲の質やアルバムの流れ、楽曲から迸る情念などそこかしこからメンバーの丁寧な仕事ぶりが垣間見えてまったくその話題性に負けていません。感情を揺さぶるほどに激しいパートがあるかと思えば北欧の乾いた土地のような荒涼とした質感を伴う歌メロがあり、そこにギターと共に弦楽器の旋律がバックを支えています。弦楽器をフィーチャーしたバンドはHaggardやDark Lunacy(初期)、Dark Sanctuaryなど前例はありますが、Heveinに関してはその融合が違和感なく曲の中に取り込まれていますね。しかも例に出したバンドはゴシックな雰囲気を密にする手段として弦楽器を使っていたのに対して、Heveinの基幹にあるのはあくまでも現代的なメタルやロックのそれ、というのが興味深い。ザクザクしたギターによる攻撃的なリフが前面に出た箇所はモダンメロデスやスラッシュのそれに近く、そこにはひ弱なメロデス像などはありません。なかなかカッコよく突進しています。
4. As Far as the Eye Can See 、5. Only Human、9. New Hopeといった各所に配されたミドルテンポナンバーの美メロの数々はSoulrelic、Charon、Entwineといった一昔前の北欧ゴシックメタルバンドにもありそうに思えてくるほどで、普通は鍵盤が担っているであろう主旋律にチェロを配すことでメロディの良さに拍車がかかっています。やはりHeveinをHeveinたらしめているのはMax Lilja(Tarja, ex-Apocalyptica)によるチェロの音色ですね。元Apocalypticaなだけあってその実力は折り紙つきですが、ここぞと言うところで印象的なメロディを紡ぐ手腕は聞き惚れるレベル。自分の耳がそう聞いているのか、所々でApocalypticaっぽい緊張感を感じてしまうんですがねw そういった美しいメロディが肝、場合によってはそっち方面の陰鬱なロックなどを好きな人が気に入るかもしれないので激しい音楽が好きというだけではあまりハマらないかも。

日本ではあまり有名ではありませんがフィニッシュメタルの底力を見せつけられるかのような作品。
2ndアルバムを制作中とのことですが、2012年くらいから公式ページが更新されていないので、たぶんあと8枚くらいデモを作ったらリリースされるんじゃないでしょうか。



iOta





公式HP
http://www.hevein.com/

Facebook
https://www.facebook.com/Hevein

テーマ : HR/HM
ジャンル : 音楽

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