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きゃりーぱみゅぱみゅ / ぱみゅぱみゅレボリューション

ぱみゅぱみゅレボリューション(通常盤)

Country: Japan
Genre: Pop
Order: 1st Full
Release: 2012

Rate: 88



1. ぱみゅぱみゅレボリューション
2. つけまつける
3. PONPONPON
4. みんなのうた
5. きゃりーANAN
6. CANDY CANDY
7. Drinker
8. おねだり44℃
9. スキすぎてキレそう
10. ぎりぎりセーフ
11. おやすみ
12. ちゃんちゃかちゃんちゃん





今や世界的にも人気アーティストとなったきゃろらいんちゃろんぷろっぷきゃりーぱみゅぱみゅの1stフルアルバム。プロデュースはPerfumeやMEGなどを手掛けるCAPSULEの中田ヤスタカ。

もともとファッションモデルだったきゃりーが歌手活動もスタートさせた当初は自分自身「よくやるよな……」てな具合で批判的な見方をしていたのですが、そのファッションモデルとしての活動と並行して展開される所謂"原宿系"の象徴性を多分に含んだ売り出し方とそこにベストマッチした楽曲、徹頭徹尾の虚構性に彩られた世界観に気付いたらハマってしまいました。
"きゃりーぱみゅぱみゅ"という存在から想像される様々な要素、例えばビビットな色彩だったり邪な感情を一切シャットアウトしたかのような無垢さ、世界の共通認識にもなった"KAWAII"文化のシンボルとった、彼女を取り巻くいろんなものが音楽に凝縮された結果がアルバムに表現されていると思います。
そういったきゃりーぱみゅぱみゅやその周辺に起こる新興文化への考察は社会学やメディア論などでよく語られることがあって自分自身かなり興味深い分野になっているわけですが、ここでは純粋に音楽に対する感想を書いていきます。

アルバム全体の完成度は次作「なんだこれくしょん」が個人的に最強なんですが、この「ぱみゅレボ」もかなり計算され尽くされています。
まず、そのくどいまでに繰り返される主旋律。というか意味不明の歌詞。もはやリズムのために書かれたかのような歌詞がこれでもかとリフレインされ耳に残ること必至。3. PONPONPONや5. きゃりーANANなどが顕著ですね。3. PONPONPONはその他にも見るべき箇所があるのに「PONPON うぇいうぇいうぇい」のインパクトばかりが印象に残ってしまうし、5. きゃりーANANはリフレイン内に裏拍から始まる「きゃりーぱみゅぱみゅ」というリリックをねじ込ませてくるところがあざとくて求人情報サービスのanとのタイアップ曲ながらなかなか侮れません。
そして、2. つけまつけるや6. CANDY CANDYなどに見られるのがほのかな哀愁が含まれているということ。きゃりーの声が機械的で平坦なことも幸いしてか(ここらへん計算ずくなのかどうかは定かではないけど)、メロディがダイレクトに伝わってきて明るいサウンドの中にも少しメランコリックな雰囲気を醸し出しています。2ndアルバム「なんだこれくしょん」ではここに深みが加わってとんでもない名盤に仕上がっているのですが……それはまた2ndの感想で書こうと思います。
制作時に想定されていたコンセプトが「遊園地のようなアルバム」だということで、1. ぱみゅぱみゅレボリューションから12. ちゃんちゃかちゃんちゃんに至るまで夢のワンダーランド的な世界観に満ちています。構成としては前半にシングル曲が配置され、後半には前半の中毒性の高い曲群と比べると少し落ち着いた曲が並んでいます。どの曲にも印象的な箇所があるのでなんなく一枚まるごと聞けるのも良い。12. ちゃんちゃかちゃんちゃんにはそれまでの曲で見られたメロディがミックスされて再登場するので大団円のようになってるのも心憎い演出です。
お気に入りは8. おねだり44℃。作曲のきっかけになったエピソードからサウンドのパレード感、歌詞、きゃりーの声質などがアルバム内でも抜群に可愛い曲です。

先日放送されたミュージックステーション(2015年5月8日放送分)でも「外国人が知っている日本の歌」というアンケート結果の一位がこの"PONPONPON"だったことは覚えている方も多いでしょう。いくらかの脚色はされているだろうとは思いますが、それほどきゃりーの曲には言語の壁を超えたもっと根源的な何かが隠されているように思われます。歌詞はその意味分野に重きを置くよりも言葉の響きやリズムを重要視し、それを曲調に組み込んで中毒性を演出しているのは流石中田ヤスタカと言わざるを得ません。彼女の曲を聞くとスキャットマンとかテクノ周辺の音楽を彷彿とさせるんですよね……音楽性は全然違うんですが。ちなみに後のアルバムだときゃりーの歌い方が若干変わってます。(というか上手くなってる)

ネタだろとかPerfune聞いてた方がマシとかいろいろ言われてますが、この徹底された虚構世界は現代文化を知る上での重要なタームとなっている気がします。そういう意味でも、また単純にポップスとしての良さという意味でも、きゃりーの音楽には注目すべき要素があるのでしょう。



つけまつける





公式HP
http://kyary.asobisystem.com/

Twitter
https://twitter.com/pamyurin

テーマ : 邦楽
ジャンル : 音楽

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