IN DREAD RESPONSE / Heavenshore

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Country: New Zealand
Genre: Melodic Death Metal
Order: 3rd Full
Release: 2015

Rate: 83



1. Divination
2. Earthen Bonds
3. 1777
4. Heart of Stone / Heart of Glass
5. Coma
6. Myrrhbearer
7. Heavenshore
8. The Dawning Horror of Realisation
9. In the Vault of Riven Bone
10. Weight





8 Foot Sativaのメンバーを中心にして結成されたニュージーランドのメロディックデスメタルバンドによる3rdフル。Metallumを見るとThe Mark of ManやUlcerateなどにも籍を置く(置いていた)メンバーがいるなどバンド間の人脈に意外な接点があって面白い。
このアルバムは日本先行発売としてライブ会場で販売されましたが、bandcampだとフィジカルのものは日本へ輸出されない模様。なんでだ……

前々作、前作でボーカルを執っていたSeanが脱退し、代わりにThe Mark of ManのボーカルだったBenを起用。Seanが地声をがなり上げるタイプだったのに対しBenは高音スクリームとハードコア的エモーショナルなクリーンヴォイスを使用するタイプで、個人的には前のボーカルが好みでした。ただIn Dread Response(以下、IDR)の音楽性が激情的側面を持っているのでBenの方が相性はいいのかもしれません。
アルバム構成は前半が哀愁メロを振りまきながら疾走するメロデスチューンがまとまっていて、後半は激情っぽさが強くなりブラックやハードコアらしくなります。過去の"Cannons at Dawn"や"Stillborn Kingdom"に匹敵する曲はないものの、"Earthen Bonds"、"Heart of Stone / Heart of Glass"などはIDRらしいスピード感と泣きが共存していて聞いてて気持ちがいい。中でもPVカットされた"1777"は最初こそ印象が薄かったものの徐々にその浮遊感と荘厳さがクセになってくる佳曲。一番好きなのがアルバムの掉尾を飾る10. Weightで、ポストブラックのような空気感が他の曲よりも型にハマっていて8分を超えるランニングタイムながら後半になってもその感動性は衰えることなく展開していきます。新生IDRを象徴する一曲でしょう。
ただ、過去作と比べると印象に残りづらい面があり、それは一撃必殺の曲がないということもありますが、なによりも単体で機能するようなメロディ作りを重視するよりも雰囲気重視のソングライティングとして微妙に方向転換したことが少し仇となったように感じられます。もちろん以前も雰囲気重視のパートが冗長的に感じられることはしばしばありましたが、これをメインで作られると前のような攻撃性が薄れてしまって、結果的に微妙な印象になってしまうのが惜しい。まぁ無理にブラックへ寄せて中途半端になるよりはマシかな……



1777





公式HP
http://www.indreadresponse.nz/

Facebook
https://www.facebook.com/indreadresponse

bandcamp
https://indreadresponse.bandcamp.com/

テーマ : HR/HM
ジャンル : 音楽

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