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MECHINA / Progenitor

mechina.jpg

Country: Chicago, Illinois, USA
Genre: Symphonic / Industrial / Melodic Death Metal
Order: 6th Full
Release: 2016

Rate: 88



1. Mass Locked
2. Ashes of Old Earth
3. Starscape
4. Cryoshock
5. The Horizon Effect
6. Anagenesis
7. Planetfall
8. Progenitor





2004年に結成したMechinaはシンフォニックなインダストリアルデスメタルとして海外で人気のあるバンドであり、2011年作「Conquerer」から今作「Progenitor」まで律儀に新年の元日にリリースしていることでも知られています(?)。

新年一発目の新譜として聞くことも多かったMechinaでしたが、今作は過去にも増して力作となっています。宇宙最終戦争のような壮大なシンフォニーと無機質なインダストリアルメタルとが織り成すサウンドの延長線上にあるものの、今作では叙情性が更にアップ。前作までの攻撃性と女性ボーカルやクリーンヴォイスを大幅に導入した今作の煽情性が融合したインダストリアルデスメタルになっています。
2. Ashes of Old Earthや7. Planetfallでは以前からのさらなる硬質化が図られた5th「Acheron」を彷彿とさせる暴力的なまでのヘヴィリフが脳を揺さぶる無慈悲な音世界が展開されています。ここに前述した叙情要素が組み合わされて、一個の物語絵巻のような統一感とストーリー性が生まれています。こころなしかシンフォニックメロディにも琴線に触れる箇所が増えていることも今作の先進化の一要因となっているのかもしれません。女性ボーカルがメインを張る4. Cryoshockや5. The Horizon Effectではプログレッシブなバッキングと空間に浮遊していくアトモスフェリックなフィメールヴォイスとの対比が素晴らしく、今作の雰囲気作りに一役買っているのみならず作品の完成度に関する重要なファクターとして機能しているように思います。まさに圧巻と言えるのはラストの8. Progenitorで、これでもかと詰め込まれた映画音楽のような圧倒的なサウンドが楽曲を包み込み、その壮大なSF的世界観を前に万物が宇宙へ昇華していくような恍惚感さえ生まれます。これまで続いてきた一大叙事詩を締めくくるに相応しいキラーチューンです。
叙情性を主としたことにより機械的な暴力性は失われつつありますが、個人的にはこっちの方が好み。ともすればコアっぽくなりがちだった重低音部分が叙情を意識したシンフォニックサウンドに合わさることにより音に統一感が出たのが嬉しいんですよね。

一つ一つの曲に幕間的なエピローグが付されていることからも今作では全体が一つの曲のように思え、それによりしっかりとした世界観の構築が目指されていると思うんですが、結成12年目を迎えるMechinaが到達したある意味で完成形なのではないでしょうか。確固たる世界観が築かれた名盤と言えます。



Progenitor





公式HP
http://www.mechinamusic.com/

Facebook
https://www.facebook.com/Mechina-114376106370/

bandcamp
https://mechinamusic.bandcamp.com/

テーマ : HR/HM
ジャンル : 音楽

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