BLOODSHOT DAWN / Reanimation

Country: UK
Genre: Melodic Death Metal
Order: 3rd Full
Year: 2018
Rate: 81
1. Seared Earth
2. Graviton Nightmare
3. Survival Evolved
4. Upon the Throne of Fear
5. Controlled Conscious
6. Soul Affliction
7. Shackled
8. Battle for the Omniverse
9. DNA Reacquisition (Instrumental)
10. Reanimation
何度か来日もしているUKのメロディックデスメタルバンドの3枚目。
何気にあの
このアルバムでは1stアルバムから演奏していたBen(Guitar)とAnthony(Bass)が抜けて、
Morgan(Guitar)とGiacomo(Bass)なる人物が参加している。
ちなみにドラマーもDark FuneralのJanneからVaderのJamesに代わっている。
この交代でブルータリティが加速化してよりアグレッシブになっている。ブラストも多用してるし。
今作でも前作の延長線上にあるような攻撃的なバッキングと
Benの十八番だったアチエネライクな日本人好みのわかりやすいメロディは顕在であり、
メンバー交代の影響があまり出てないのが好印象で、
相変わらずクオリティは保障付きのものとなっていると思う。
特に10. Reanimationなんかは1stに入っててもおかしくない。お気に入りの一曲です。
ただやはりアグレッシブとメロディの塩梅が絶妙なバランスだった1stが大好きな自分としては
ちょっと激しすぎるきらいもあり、全体を通してモダン化していることもあって、
持ち味であるメロディがちょっと浮いてしまっているように思えます。
それぞれの要素はカッコいいのに違和感を感じてしまうのは非常に惜しい。
あとJoshが絞り出すようなデスヴォイスなので(アルバムを重ねる毎に顕著になってる)苦手感が。。。
じゃあ前作はどうだったんだよという話ですが、あれはあれで良いものだと思います。
1stからの正統進化という感じで、曲調に合わせて甘すぎないメロにしていたと思うし。
確かな質の高さは感じるものの、新生Bloodshot Dawnと呼べるほどにはなってないかなという印象。
おそらくバンドも歴を重ねるごとに洗練されていきその結果がコレで別に不満はないけど、
1stの頃のメロデス然としたバランス感と2ndのバンドの成長を感じさせる構築美が恋しくなります。
Reanimation
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